背景と課題
顧客は市内のアマチュアバスケットボールリーグの運営委員会です。24 チームが 8 コートに分かれて同日に試合を行います。従来は各コートにボランティアが一人付き、ストップウォッチで残り時間を読み上げていました。残り時間は声頼りで、読み間違いや読み飛ばしがたびたび発生。タイムアウト・クォーター・延長の切り替えは慌ただしく、あるコートの遅延が次の試合の開始に波及していました。計時機材のレンタルは見積もりが高額なうえ、専任オペレーターの教育も必要で、予算を大きく超えていました。
ソリューション
自社製品の汎用タイマー(Android タブレットアプリ)を、1 コート 1 台で導入しました。その日の試合は日程から一括設定され、カウントダウンは自動で次の試合に切り替わります。残り 2 分と最後の 30 秒は音声アラートで告知し、クォーター終了と試合終了は自動でブザーが鳴ります。コートごとに背景色と対戦チーム名をカスタマイズでき、スタンドからも視認できます。アプリは完全オフラインで動作し、会場ネットワークに依存しません。停電で再起動しても試合設定は失われません。
大会前に運営委員会の 8 コート分の試合設定の一括取り込みを支援し、ボランティアは開会の半日前の説明で使いこなせるようになりました。
導入効果
- 手動の読み上げは全程ゼロになり、読み間違い・読み飛ばしは解消。計時をめぐるクレームは発生していません(サンプル数値、要確認)。
- 8 コートが日程どおり同時に開始し、クォーター間・試合間の切り替えに人の介入は不要でした(サンプル数値、要確認)。
- 機材費用は計時レンタル見積のごく一部で収まりました(サンプル数値、要確認)。
- ボランティアは事前研修なしで操作でき、交代時はアプリの再起動だけで引き継げます。